vol.15
神道式のお葬式
4/火葬祭・帰家祭
神式では聞きなれない用語もありますが、仏式と同様の儀式もいくつか行われます。
※儀式は全国で統一されているわけではありませんが、大まかな流れは共通しています。
1/火葬祭
炉前で行う最後のお別れの儀式です。
火葬場の炉前に柩を安置したら、神饌、銘旗、葬祭具を祭壇に供え、
遺影と「れいじ」などを飾ります。
斎主が祭詞を奏上したあと、喪主から順に玉串奉奠を行います。
一同の玉串奉奠が終わったら、炉に棺を納めて一同は控室に退席します。
2/火葬・収骨
3/帰家修祓の儀
火葬から戻った喪主、参列者一同は必ず手水と塩を振りかけて身を清め、
神官にお祓いをしてもらってから家に入ります。
なお、自宅で執り行っている場合、火葬の間家に残った親族などは、祭壇を
片づけて清掃し、「後払いの儀」を行います。そして、火葬から戻ってくる
人のために、帰家修祓の儀に使う道具を玄関口に用意しておきます。
4/帰家祭
遺骨を「仮霊舎」に安置し、遺骨を迎え入れる儀式です。
斎主が祭詞を奏上し、一同が玉串奉奠・礼拝します。
これですべての儀式が終わりです。直会の儀を設けてお世話になった方々を
ねぎらいます。
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