初詣・お宮参り・七五三・結婚式など、人生のおめでたい場面では関わりが深い神社(神道)ですが、「神社でお葬式」とは聞いたことが無いはずです。
なぜなら神道では死を「穢れ」とみなすため、神聖な場所である神社で葬式を行わないためです。鳥居をくぐることすら許されません。したがって神道式のお葬式を行う際は自宅か斎場で行います。
また、職は「穢れ」に神近づくべきではないとされていた時代もありました。しかし現在では葬儀に対するタブーが薄れてきたことや荘厳なイメージのある神道のお葬式に興味を持つ方が増えてきたようです。
神式のお葬式は仏式と作法が異なります。神道式のお葬式を初めて経験するという方も多いのではないでしょうか。現在日本で行われる葬儀の94%が仏式、神道式は2%のデータもあるほどです。まずは故人の氏神や神職に相談しましょう。また、葬儀社を選ぶ際は神式の葬儀を執り行えるか・慣れているかを必ず確認しましょう。
次ページよりお葬式の流れを解説します。
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