涅槃会では涅槃図を本尊とした法要や、お釈迦様を偲んで特別な行事が行われる寺院もあります。その一例を紹介します。
〇涅槃団子(ねはんだんご)
団子を作り供えます。この団子はお釈迦様の骨を模したものとされます。そして遺教経を読み終えた後にその団子を撒きます。この団子を食べると無病息災で過ごせられるとされたり、お守りとして身につけるという習慣のある地方もあります。
〇花供御(はなくそ)
正月に供えた鏡餅を小さく刻み、あられにして砂糖やしょうゆで味付けしたものです。仏様へのお供え物のことを花供御(はなくご)と言いますが、はなくごの音とあられの見た目から、「お釈迦様の鼻くそ」と言われ、花供御(はなくそ)と呼ばれるようになったと伝わります。名前は微妙ですが、材料は仏様のお下がりですから、御利益満載のはず。食べると1年間無病息災に過ごせるとも言われています。
それ以外にも、この日に合わせて普段は非公開の涅槃図が公開される寺院もあります。前回の涅槃図の見方を参考に、信仰以外にも昔から伝わる習慣として涅槃会を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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