vol.01
〈エンディングノート〉で人生を豊かにする方法。
3/愛する家族と自分のために、小さなノートができること
家族やパートナーの死をきっかけに、エンディングノートを用意したという人も少なくありません。関係が良好でも、人生の終わりに関する話題は口にしにくいものです。最期の看取りやお別れに際して困ってしまった経験や、「本当にこれで良かったのか」という迷いは残された者の心に長く残ります。
大切な家族が少しでも戸惑わないように。そして、いつまでも悲しみにとらわれず未来へと踏み出せるように、今、自分にできることは何だろうか…? その回答のひとつとして、このノートが選ばれているようです。
また一方、これまでの人生を振り返り、支えてくれる人の輪を再確認する作業は、明日を生きる活力にもつながります。家族のために、これからの自分のために、エンディングノートを作ってみませんか? 項目が埋まるにつれて、昨日とは違う何かが見えてくるかもしれません。
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週刊葬送なび vol.10 自分の葬儀を考える
»1/元気なうちに自分の希望を伝えましょう。
»2/自分の「葬儀」を自分で考えるメリットは?
»3/考え方をエンディングノートに記入する。
週刊葬送なび vol.28 多産多死から少産多死、そして少産少死社会へ。
»4/高齢化社会の到来とお葬式のこと