vol.17
家族葬の流れ
2/家族葬のメリット・デメリット
家族葬のメリット
○参列者が親族や顔見知りのため、お別れの時間をゆっくりと過ごせる。
○弔問客への気遣いやおもてなしの負担が少なくてすむ。
○少人数での葬儀のため、設備費用を少なくすませる。
○弔問客への通夜振舞いや返礼品など変動費が少なくてすむ。
家族葬のデメリット
○葬儀が終わってから亡くなったことを知った人から、知らされなかったことの苦言を言われる。
○葬儀が終わってからも、個々のタイミングで訪れる弔問客の対応に追われる。
○変動費以外の費用は通常の葬儀と同じようにかかる場合もある。
○通常の葬儀ならある程度見込める香典・弔慰金がほとんど発生しないため、それらを葬儀費用に充てることができなくなり、結果的に負担が大きくなる場合もある。
トラブルを避けるためには。
○「家族葬だから知らせなくてよい」という考えは間違いです。
○故人の知人や、葬儀の参列には控えていただく方へも逝去のお知らせは行いましょう。その際に家族葬で行うため参列をご遠慮いただく旨を伝えます。
○時間の無い場合はファックスやメールでも知らせても失礼ではありません。また、葬儀に間に合わなかった場合などは式が終わった後でハガキ等でお知らせしましょう。
○家族葬に理解を示さない方もおられるかもしれませんが、そのような方には早めに意思を伝えておくことがトラブル回避のポイントです。
»バックナンバーを見る
»週刊・葬送なびトップページへ
週刊葬送なび vol.18 意外と多い!? 親族内の葬儀トラブルと対処法
»2/家族葬をわかってもらえない
週刊葬送なび vol.25 家族葬の香典
»1/香典を辞退する場合に気をつけること
»2/香典を辞退されている場合に気をつけること