一般的に葬儀は亡くなってから1~2日で何もかも決めなくてなりません。喪主をはじめ家族は悲しみやショックで葬儀のことを考える余裕が無かったということが多く見受けられます。しかし、元気なうちに自分で自分の葬儀の資料を取り寄せれば、じっくり調べることも考えることができ、希望するお葬式を行うことができます。
とはいうものの、何から考えればよいのでしょうか?
自分の「葬儀」を自分で考えるには、つぎの4点を押さえておく必要があります。
1/葬儀の内容
一般的な葬儀・家族葬・直葬・オリジナル葬など、どのような形式にするのか。
2/参列者の算出・自分の死を知らせたい人のリストアップ。
遺族が全てを把握しているとは限りません。〔1〕と〔2〕があれば、葬儀社から見積りを取る際に便利です。見積りがあれば、必要な費用を事前に用意することもできます。
3/遺骨の指示
遺骨の供養の仕方。墓や納骨堂への収骨以外にも、散骨や樹木葬など様々な選択肢があります。
4/遺影の準備
事前に用意しておけば自分のお気に入りの写真で参列者を迎えることができます。
お葬式には決まった形はありません。お葬式に対する考え方は、その時代によって大きく変わります。例えば、直葬や樹木葬は以前はほとんど見られなかったスタイルでした。自分自身のお葬式なのですから、自由な発想をもち定期的に見直すことが必要でしょう。
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