亡くなった早々にお別れの準備に取り掛からなくてはならない場合、次々に判断をすることはなかなか難しいものです。昔とは違って選択肢が多い今、お別れの仕方についても考え方が十人十色。そのような状況の中、家族や親族とのトラブルも少なくないようです。特に大切な人の場合はなおさらなのではないでしょうか。
今回の週刊葬送なびは、トラブルと対処法について紹介します。
「祭壇はもっと大きなものがいい」「供花の数を増やした方がよい」など、見た目の立派さを気にする方は意外と多いもの。また、通夜振舞いや精進落としの席で「お酒や料理が足りないのではないか?」「場所がもっと広い方がいいのでは?」など、おもてなしの内容や規模について気にする方もいらっしゃいます。生前にもっと気に留めてあげればよかったという呵責の念から、故人のためにより良くしてあげたいと思ってのことかもしれません。
しかし、すべての権限は喪家にあります。度が過ぎる場合は、自分が喪主だということを伝えて毅然とした態度をとりましょう。ただ、故人のためにと思ってくれている親族の方の気分を害すことの無いように気をつけて。
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