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5日(水)・11日(火)・17日(月)
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3日(木)・9日(水)・15日(火)
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2日(土)・8日(金)・14日(木)
20日(水)・24日(日)・30日(土)
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5日(金)・11日(木)・17日(水)
22日(月)・28日(日)
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4日(土)・10日(金)・16日(木)
26日(日)
2025年11月(令和7年11月)
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6日(土)・12日(金)・18日(木)
23日(火)・29日(月)
暦(こよみ)に記載されたその日の吉凶・運勢などを「暦注」といいます。暦注にはいくつか種類がありますが、その一つが六曜(ろくよう)です。
六曜は、「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の6種に分けられ、主に冠婚葬祭などの儀式と結びついて使用されています。
友引とは、もともと「共引き」で、勝負の決着がつかない日・良くも悪くもない日という意味であるとされていましたが、一説では陰陽道の災いが友に及ぶとされる「友引日」と混同されて、六曜の友引の意味が変わってしまったと考えられています。
他にも十二支の「友曳(ともびき)」と混同されたなどの説があり、現在では「凶事に友を引く」の意味が一般的となり、吉事を執り行うのには吉とされる良い日とされる一方、仏事や葬儀を行うのは大凶の日とされています。
友引の日に「葬儀・告別式」を執り行うことを忌み嫌う感情は、多くの日本人に共有するものです。ただしこの感情は、死者を間違いなく成仏させ死後の世界で幸せになってもらうため、また死者を成仏させることによってこの世に生きる遺族をあの世から見守ってもらうため、という宗教的な感覚をお葬式の作法として引き継いでいるのです。
成仏できない魂は怨霊となりこの世を彷徨い悪事を働く、といった仏教信仰と六曜の吉凶暦には関連はありません。いまの仏教では、僧侶が死者に「戒名」を授け供養を施せば生前の行いの善し悪しにかかわらず必ず成仏できることを教えています。
六曜には、仏滅や友引という仏教に関係があるかのような言葉が使用されていますが、仏教あるいは神道とも宗教的関係は何もなく、仏式や神式で行う葬儀との関連もありません。
要するに、「友引に葬儀を行わない習慣」や「仏滅に結婚式を挙げない習慣」は、「縁起が悪い」という日本人の生活に不思議と根付いてしまった迷信に過ぎません。
友引に通夜を行うことは一般的な習慣からみても何も問題はありませんが、葬儀・告別式が友引にあたる際は通夜の日程を変更することになることがあります。その場合、葬儀・告別式の前夜に「本通夜」を、また本通夜の前夜に近親者だけの「仮通夜」を行うことが多いようです。
身内だけで行う家族葬や無宗教式の葬儀・告別式などの多様化により、友引の日の葬儀・告別式を気にしないという方も増えてきたようです。日程優先で葬儀・告別式を行う場合、都合のいい日が友引の日しか無いという場合もあるでしょう。
しかし一般的にお葬式は友引を避ける習慣がまだまだ根強く、友引にあたる日に葬儀・告別式が行われることは多くありません。
葬儀・告別式は故人様との最後のお別れです。自分だけの問題と思わず、日程はよく話し合って決めるようにしましょう。
以前から友引であっても関係なく葬儀・告別式を行う地方があります。その際火葬の時「友を連れて行く代わりに」という意味を込めて、「友引人形」「身代わり人形」「友人形」などと呼ばれる身代わりの人形を一緒に納棺します。関西に多い習慣でしたが、全国に拡がっているようです。火葬の時に愛用品を棺に納めることは一般的ですが、この場合は厄除けの意味あいが強いのかもしれません。
本来「友引」は宗教とは関係ないのですが、友引の日を避けたくても避けられない事情がある場合も考えられます。そのようなとき、友引人形をご参考にしていただければと思います。
友引にあたる日は、多くの自治体において火葬場を休業としています。(最近では「友引休業」を廃止する自治体も増えつつあります)。したがって火葬場を休業する地域では、友引の翌日は火葬場が普段よりも混み合い、場合によっては火葬を行うことが出来ない事態が生じかねませんので注意が必要です。
こうしたことから、葬儀・告別式の日取りは、まず火葬場の火葬予約を先決させ、火葬する日を決めたあとに葬儀などの日程を組むことになります。
また大都市圏では、人口に対して火葬の処理能力が不足しており、希望する日の火葬予約が取れにくくなっているようですので、混雑が予想される友引の翌日に葬儀を組むことが不可能な場合も少なくありません。
最近のお葬式にまつわること
葬儀費用の総額は約196万円
日本消費者協会の調査結果(2017年)によれば、初七日以降の仏事(四十九日法要などの追善供養)を除く「お葬式総額の全国平均」は、195.7万円となっています。
◎葬儀費用195.7万円の内訳
1)通夜からの飲食接待費/30.6万円
2)寺院への費用(お経、戒名、お布施)/47.3万円
3)葬儀一式費用/121.4万円
※各項目の金額は平均額で、上から3項目目までの合計と葬儀費用の合計とは一致しません。
最近のお葬式の特徴は「小・低・温」
ここ10年のお葬式総額の全国平均の推移は、2007年が約231万円、2010年が約200万円、2017年が約196万円。お葬式にかける費用が年々少なくなっていることが分かります。
家族葬のように参列者を限定したお葬式で故人を送る形式が多くなっていることを示しています。
◎考えられる主な理由
●故人の意志
葬式はお金をかけず家族だけで行うようにと生前の要望
●故人の年齢
故人が高齢であったため参列をお願いする知人が少ない
●近親者だけでのお葬式
故人との最期の別れをゆっくり過ごしたい
小規模に予算を低く抑えたお葬式の形を選び、近親者や知人だけの少人数で故人を温かく見送りたいとする「小・低・温のお葬式」の傾向が分かります。
葬儀の6割以上が「葬儀社」で行われている
お葬式総額の全国平均(約196万円)のうち、葬儀一式費用(121.4万円)が全体の約62%を締めています。
◎葬儀が行われた主な場所
1)葬儀社/66.5%
2)冠婚葬祭互助会/15.4%
3)農協・生協・漁協/7.8%
4)寺・神社・教会/2.6%
とくに都市部においては自宅で行われるお葬式は見かけなくなりました。地方でもお葬式の多くは自宅以外の場所をかりて執り行われています。専門業者が提供する施設の料金はお葬式の規模や形で大きく異なります。お葬式費用を抑えるには、直葬・火葬式や家族葬など、葬儀の形式を再考することが大切となります。
葬儀で困ったことの1位は「お布施の額」
最新調査によると、家族の葬儀で一番多く挙げられた「困ったこと」は、「心付けやお布施の額」でした。
◎家族の葬儀を経験して困ったこと(3つまでの複数回答)
1)心付けやお布施の額/33.5%
2)通夜・告別式の接待の仕方や手配/22.6%
3)葬儀の手順がわからなかった/21.8%
4)予想以上に会葬者があった/16.9%
宗教者への心付けやお布施の額は依頼する前にはっきりと依頼する前に確認を取っておきましょう。こうした場でお金のことを持ち出すのは不謹慎な感覚を抱きがちですが、そのようなことは一切ありません。読経や戒名などの宗教儀式に対価が支払われることは当然で、遺族と寺院の合意の上で葬儀が進めていくことは大切です。
※この項目は日本消費者協会「第11回『葬儀についてのアンケート調査』報告書/2017年」を参考にしました。
お葬式の主流となった家族葬
家族葬で最後の別れをゆっくり過ごす
故人の遺族・親族・友人などの本当に近しい関係のみで行う葬儀・告別式の形態を「家族葬」と呼びます。最近は、近親者や親しい仲間だけでその人にふさわしい形で行う家族葬はお葬式の主流となりつつあります。
小規模な葬儀であれば、家族や親族、親しい友人のみの葬儀のため、参列者への対応に神経を使う必要がないので、故人と最後の時をゆっくり過ごす事ができます。
反対に、従来の一般的な葬儀だと、葬儀の準備や参列者への対応で、故人とのお別れの時間を作ることが難しくなってしまいますね。
不慣れなことも多く、心身の負担も大きくなりがちです。そこで、参列者を家族や親族、親しい友人に限ることで心身の負担を軽減し、時間に追われることなく故人とのお別れに、じっくりと向き合える家族葬が求められてきているのです。
家族葬が選ばれている理由とは
家族葬だと小規模なために費用を一般的な葬儀の半分~3分の1に抑えることもできます。
以下にその理由とメリットを整理しておきます。
◎家族葬が選ばれる理由
1)参列者への気遣いや、対応に追われることなく葬儀を行いたい。
2)故人が高齢のため、知人友人が少ない。
3)葬儀予算をあまりかけたくない
4)故人の遺言(希望)で、こじんまりと行いたい。
などがあげられます。
◎家族葬のメリット
1)少人数のお葬式になるため、お料理や返礼品などのおもてなし費用が軽減できます。
2)明確な予算を出しやすいので、追加料金が発生しにくい。
3)大きな斎場を利用しないので経済的です。
あなたのお近くから葬儀社が探せます。
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