病院で亡くなった場合、遺体は「霊安室」に移動・安置されますが、病院は2〜3時間で退去しなければなりません。
この時点で、ご遺体は病院から離れ、ご遺族は搬送などの手配をはじめとした葬儀の準備が始まります。ただし、霊安室で安置している間に病院提携の葬儀社から様々な勧誘がありますが、安易に決めてしまわずに冷静な対処が必要です。霊安室への移動がすんだら、遺族は悲しみをこらえて、葬儀について話し合うことが肝心です。
「葬儀プランまで頭が回らず、とにかく落ち着くまで自宅へ連れて帰る」、また「葬儀は遠方となるが生まれ故郷で行いたい」などの場合には、この〈ご遺体搬送〉から遺体搬送だけでもサービスを提供している葬儀社や寝台サービス会社をお探しください。
ご遺体の搬送時に、スタッフからお葬式全般について説明を受けることもできますし、これからの葬儀全般について積極的に相談を持ちかけましょう。搬送後の葬儀についてご自身の希望や条件が具体化してくるはずです。
安置時には、これから行う葬儀ことをよく考え、ご遺族間の希望や条件にあった葬儀社を探して、改めて葬儀社へ依頼をしても決して遅くなることはありません。必ずしも翌日には通夜、その翌日に告別式という決まりはないのですから。
遺体搬送の業者を選ぶ際に気をつけておきたいことは、表示されている料金だけで選ぶべきではない、ということです 。
ご遺体を納棺するまで布団に寝かせている間は、枕飾り・ローソク・線香・白菊の1本飾りなどの「仏具」をそろえ、枕飯や枕団子などの「供物」をお供えし、故人を偲びことが一般的です。したがって、下記の2点について業者に依頼する前に確認しておきましょう。
1)遺体搬送業者がご遺体を安置するために最低限の仏具や供物は用意してもらえるのか?、それぞれの料金は?
2)自宅に安置できる場所がない場合、安置する施設があるのか?、一日あたりの料金はいくらか?
〈ご遺体搬送〉は、この〈葬送なび〉から希望や条件にあった会社をお探しください。
ご遺体搬送の流れ
※〇直葬・火葬式に最低限必要なもの
●その他用意しておきたいもの
ご搬送(お迎え)
〇寝台車
安置場所~火葬場
お葬式の〈規模〉、〈予算〉や〈場所〉などは、ご遺族間で相談していただけます。
葬儀社の選定はそれからでも十分間に合います。
●安置料金(自宅外の場合)
●ドライアイス
季節や安置日数によって必要、翌日火葬できるとは限らない。
●生花・花束
祭壇飾り
次のようなご遺族に
○急なことだったので、何も用意ができていないし、今は何も考えられない。
○お葬式のことは家族や親戚の間で相談の上決めたい。
○事情があって、葬儀は遠方で行いたい。
病院から自宅(ご指定の安置所)、警察署から自宅(ご指定の安置所)など、〈ご遺体搬送〉のみに対応するサービスです。
遠方にご搬送するサービスを受付ける葬儀社もあります。
ご遺体搬送以外のお葬式プランの具体的な内容は、各プランをクリックしてお確かめください。
〈葬送なび〉ではご利用者から紹介手数料はいただきません。成約した葬儀社からの手数料徴収もありません。
見積りやご依頼の問い合せは、葬儀社まで直接ご連絡してください。
葬送なび事務局では、葬儀社への問い合せや葬儀自体にご不安のある方の相談を受け付けています。相談はもちろん無料ですので、私たちまでお気軽にご連絡ください。
連絡はこちらまで
04-7115-1110(10時〜17時まで 土日祝除く)
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