〔忌み言葉〕とは不吉なことを連想させてしまうような言葉、またそれを言い換えた言葉のことを指します。 慶事の場で、不吉な言葉を使用することは避けるのはもちろんのことですが、弔事の場でも同じように〔忌み言葉〕は禁句です。大切な方を亡くしたばかりで、気が動転しているかもしれませんが、気をつけましょう。
忌み言葉とされる言葉はもともとロゴ合わせや、読みがたまたま一緒だったなどという理由で、 使用したら不吉なことが起こる根拠はないとされます。しかし、気にされる方が多いことも現実。その場にいる方々、特に悲しみの中にあるご遺族に不快を与えないように、 また悲しさをさらに大きくすることの無いように言葉には十分に気をつけましょう。
弔事のあいさつを頼まれた場合、必ず事前に書面を作成して忌み言葉が含まれていないかをよく確認しましょう。 また、不吉を連想させる言葉は言い方を変えて使用することが難しいときは読み方を変えてみることも一つの回避方法です。
忌み言葉は宗教・宗派によって異なる場合もあります。次回は、一般的な忌み言葉を取り上げます。
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