vol.14
香典・不祝儀袋について
2/不祝儀袋の選び方・書き方・包み方
□不祝儀袋の選び方
●宗教・宗派によって決まりごとがあります。訃報を受けた時に「ご主旨は?」と確認をし、失礼の無いように心がけましょう。
●包む金額が5千円以下の場合は、水引が」印刷された不祝儀袋を選びます。印刷された水引は5本が一般的で、他に7本、10本があります。本数が多いほど各上になります。また、包む金額が1万円~2万円なら印刷されていない水引の袋、3万~5万円なら双銀の水引、10万円以上なら大判でひだのある袋というように、包む金額によって袋の格をあげます。
□書き方の共通マナー
●氏名は薄墨の筆ペンか、筆を使って書きます。ボールペンや万年筆はマナー違反です。
・個人で包む場合……フルネームで書きます。
・夫婦で包む場合……フルネームで夫を、その左側に妻を名前のみ書きます。
・連名で包む場合……上下関係がある場合は右から地位が高い順に書きます。
・会社や団体で包む場合……表書きは「〇〇一同」などとし、
別紙に名前を記入して中に入れます。
●中袋の裏に、金額・住所・氏名を書きます。金額は漢数字(壱・弐・参など)で書くのが基本です。
□仏式のマナー
・水引………黒白または双銀(銀1色)の結び切り
・表書き……御香典、御霊前、御香料、御香華料、御弔料、御仏前、御供、など
浄土真宗に関しては、「御仏前」を用います。
一般的に「御仏前」は四十九日後に使われる表書きですが、
浄土真宗では「往生即成仏」の考えから「ご霊前」は使いません。
□神式のマナー
・水引………双白(白1色)または黒白や双銀の結び切り
・表書き……御玉串料、御榊料、御霊前、御神前、など
ハスの花の絵柄は仏式のものです。神式には使用できません。
□キリスト教式のマナー
・水引………なし。白無地の封筒、または十字架やユリの花の絵柄がついているもの。
・表書き……御花料
カトリックの場合は「御ミサ料」、
プロテスタントの場合は「弔慰料」と書く場合もあります。
□不祝儀袋の包み方
●上包みの裏側の折り返しに注意して包みましょう。
●弔事の場合、「悲しみを流す」の意味で、上の折を下の折にかぶせます。慶事と逆になりますので気をつけましょう。
2 |
こちらもあわせてご覧ください。 |
週刊葬送なび vol.22 お悔やみの言葉
1/訃報の知らせを電話で受けたとき
2/通夜・葬儀でのお悔やみの言葉
週刊葬送なび vol.21 タブーな言葉「忌み言葉」
〈葬送なび通信〉では一般的なマナーを取り上げていますが、宗教・宗派や地域によりしきたりが異なる場合があります。また、「香典」とは仏式の呼び方で他の宗教では呼び方が異なります。
家族葬をご希望なら〈葬送なび〉で検索>週刊葬送なび>香典・不祝儀袋|選び方・書き方・包み方
|家族葬・葬儀社検索〈葬送なび〉トップページ |サイトマップ |ご相談・お問合せ |プライバシーポリシー |このウェブサイトついて |運営事業者|
Copyright(c) 2013 keitwo inc. All Rights Reserved.